スイーツを好きになった理由

スイーツなんていうのは、全く興味がない。一年に数度誰かの誕生日ケーキを食べるくらい

 

そんな私がスイーツもいいかもと思うきっかけになったのは、ル・パティシエヨコヤマのケーキを食べてから

 

ル・パティシエヨコヤマはテレビチャンピオンで3連覇した横山さんがやっているケーキ屋さん。

 

まず出会いは、谷津店での朝からの大行列。全く行列の要素がないところでの大行列に驚き、その存在を知るコトになる

最初はパチンコかと思ったが、まさかケーキ屋さんだったとは。正直、千葉で朝から行列ができるのは、パチンコ屋さんぐらいしかなかった

 

そんな中、ル・パティシエヨコヤマには、朝から行列ができていた。「なんじゃこりゃ〜!」の眼差し

 

その後実際にケーキを食べて衝撃が走る。そして口の中のケーキがいつの間にかなくなり、もっと欲しくなる。ケーキを食べ終わって、瞬間にもっとケーキが食べたくなったのはそれが初めてだった。まじかっ

 

そこから、何ヶ月かに一度、何かにかこつけてル・パティシエヨコヤマを利用する生活に。スイーツも悪くないなと思い始めた

 

そこからスイーツ自体を見直すようになり、たまにブルボンのお菓子を食べる機会には、あれ?ブルボンも美味しいと思い始めるほど

 

どうやら単純にスイーツ好きになってしまんだと感じるようになった。でもそうではなかった。誰かのお土産でドイツのお菓子をもらった。スイーツ好きなら、どんなものを食べても美味しいと感じるはず。でも違った

 

遠い昔に食べたコトのあるような、とんでもなくまずいお菓子。パサパサで、甘さもなく、もしくはめちゃくちゃ甘いだけのお菓子。なるほど、日本のスイーツが進化しているだけで、他はさほど進化していないのだろう。そう感じた

 

ブルボンも子供の頃から親しんでいるが、おそらく味は少しずつ改良されているのだろう。なのでたまに食べるととても美味しいのだ

 

ちなみに別のところでおしゃれなケーキを買った。そこのケーキは見た目も可愛く、今風のケーキ。値段もそこそこする。そのケーキを食べたら、あまり美味しくなかった。そこでわかった。日本の中でも取り残されているケーキもある。見た目はおしゃれであっても、美味しくないケーキは美味しくないというコト。

 

スイーツというのは全体的に美味しくなっている。それは間違いないだろう。でもたまにそれほどではないスイーツと出会う。まるで子供の頃に戻った感覚。あの頃のまずかった記憶が蘇る。そこで本当に美味しい進化しているスイーツのありがたみを、知るコトができるのだと思う